2018年度実績

新潟県、茨城県

【2018年度実績】

  新潟県、茨城県

指導者育成研修

指導者育成研修概要

鳥獣被害対策は、市町村の鳥獣被害対策協議会が実施主体となり、実際に実施事業を考案するのは市町村の鳥獣被害担当者であるケースが一般的です。

しかし、行政担当者には必ず異動があり、鳥獣の専門知識がないケースも多くみられます。

鳥獣被害対策指導者養成研修は、鳥獣被害対策の実施事業を考える市町村や都道府県の行政担当者向けに、鳥獣の基本的な生態、被害対策の基礎知識、鳥獣被害対策に必要な実務を解説し、また集落ぐるみの獣害対策を進める上で大切な、集落環境診断の実習を行います。

指導者育成研修の効果

指導者養成研修に参加することで、鳥獣被害対策の実施業務を管理している自治体担当者が正しい鳥獣被害対策の知識を得て、各対策事業の効果を検証しながら積み上げ型の獣害対策を実施することが可能になります。

また、行政担当者は必ず異動がありますが、毎年の初任者研修で新任担当者に継続的な教育を行うことで、異動による鳥獣被害対策の停滞を避けることができます。

指導者育成研修プログラム

出没する鳥獣の種類によって必要な講義内容は異なりますので、自治体様の状況に合わせて設計します。(以下は新潟県の例示です。)

■初任者研修(全4回)

【対象者】

初めて鳥獣被害対策の担当になった自治体担当者、集落、実施隊における鳥獣被害対策のリーダー

  1. イノシシ・シカ対策編
    イノシシ・シカ対策に関する基礎的な知識の講義(午前2時間半)
    イノシシ、シカ用電気柵設置実習、くくり罠設置実習(午後3時間)
     

  2. サル・クマ対策編
    サル・クマ対策に関する基礎的な知識の講義(午前2時間半)
    サル、クマ用電気柵設置実習、箱罠によるサルの捕獲実習
     

  3. 鳥類・小型獣対策編
    鳥類・小型獣類対策に関する基礎的な知識の講義(午前2時間半)
    鳥類用のテグス、ネット設置実習、小型獣類用箱罠設置実習
     

  4. 集落環境診断実習
    現地集落にて集落環境診断の実施(午前2時間、午後3時間半)

■中級研修(全3回)

【対象者】

鳥獣被害対策の担当になって2年目以降の自治体担当者、集落、実施隊における鳥獣被害対策のリーダーで初任者研修を終了している者

  1. イノシシ電気柵設置大会
    【午前2時間】
    イノシシ対策についての中級向け個体群管理、被害防除、生息地管理についての講義

    【午後3時間】
    6名でチームを編成し、イノシシ用電気柵を設置し、その設置技術の正確さを採点し、表彰する

     

  2. サル電気柵設置大会
    【午前2時間】

    サル対策についての中級向け個体群管理、被害防除、生息地管理についての講義
    【午後3時間】
    6名でチームを編成し、サル用電気柵を設置し、その設置技術の正確さを採点し、表彰する

     

  3. 地域の課題を解決するWS
    【午前2時間】
    鳥獣対策を実際に地域で導入する際の注意点や最新の鳥獣被害対策に関する技術の講義
    【午後3時間】
    地域の鳥獣被害に関する課題解決WS

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